3月12日(日)「ともしびフォーラム第1弾御室仁和寺と宮島大聖院の歴史」を開催いたしました。
歴史や仏教にご興味のある方、寺院巡りがお好きな方、京都や宮島の地にご縁のある方、そして弘法大師空海上人がお好きな方など、様々なご興味関心をお持ちの方々130名がお集まりくださいました。
まずは開会に先立ち、副実行委員長 中村靖冨満よりご挨拶申し上げました。
講師に京都・真言宗御室派総本山仁和寺 学芸員の朝川美幸さんをお迎えし、宮島・大聖院座主吉田正裕とともに、弘法大師空海から始まった真言密教の世界と宮島、弥山、そして別当寺であった大聖院と総本山仁和寺の繋がりについて歴史を紐解きました。
現在、全国に791寺院の所属を有する真言宗御室派大本山の仁和寺。仁和寺と大聖院は、単に本山と末寺という結びつきだけでなく、古くから「脇門跡」、「仁和寺院室」、「西の御室」などの称号をいただき、いわば「右腕」のような特別深い関係があるそうです。
また、神仏習合のころからの厳島神社との関わりや江戸時代に始まったと言われる「お砂焼き」のルーツに至るまで、幅広く深い内容のお話しに、いにしえへと思いを馳せました。
参加者のみなさまも熱心に耳を傾けていらっしゃり、質問も活発に飛び交いました。
なお、ともしびフォーラムは、9月23日に第2弾を開催する予定です。
詳細決定次第、こちらでもご案内をさせていただきます。どうぞお楽しみに!