アートボード 1concept_top

EVENT CONCEPT

「灯(ともしび)」=「消えずの火」=「空海」

空海が灯した火が1200年の時を経て今もなお継承されている事実、
その火をこれからも灯し続ける意味を弥山から世界へ
広島の「灯(ともしび)」を伝えます。

CONCEPT MOVIE

2023年。宮島弥山を開かれた空海上人の生誕1250年の記念の年を迎えます。
空海上人は806年に弥山に登り修行を行いました。
今日までその修行の残り火を「消えずの火」として灯し続けています。
また、空海上人は数多くの社会事業を通じて日本の文化、教育に貢献されました。
空海上人のご功労に感謝し、また、コロナ禍後の我々人類の幸せと世界平和を願い、生誕1250年の記念に、宮島、弥山が皆様の心の拠り所となるようイベントを実施致します。

monotukuri_top2

「空海と消えずの火」

弥山山頂付近にある弥山本堂に虚空像菩薩、三鬼堂には弥山の守護神である三鬼大権現、大師修法の霊火を守る不動明王本尊の不消霊火堂など様々な堂宇が建ち並んでます。
霊火堂にある「消えずの火」は西暦806年に弘法大師空海が弥山にて護摩修行なされた際に残った火を今現在まで毎日絶えることなく守り続けており、また広島平和記念公園の「平和の灯」のもと火にもなっています。

「灯ロゴができるまで」

「記念すべき「宮島弥山 空海生誕1250年事業」に何かの形で参加できれば」とご提案をいただき、広島市立基町高校 創造表現コースの生徒のみなさまにロゴの制作をご協力いただきました。

2021年2月18日、大聖院 吉田大裕副住職より生徒のみなさんに本事業の説明をさせていただきました。歴史の教科書に登場する弘法大師・空海上人のこと、1200年以上も前から灯されている「消えずの火」のこと、それを未来を照らす「灯」として後世にも引き継いでいきたい、そんな思いをお伝えしました。

参加された高校生たちの心の中にもきっと小さな灯がともったはず、と信じて作品の締め切りを待ちました。

3月末、本事業タイトル「灯」をテーマに、新2,3年生総勢73人から出そろった作品は、124点。どれも驚くほどの力作ばかりです。

4月第1週に行われた第一次選考では、実行委員会事務局並びに基町高校創造表現コース美術課教諭の上川英紀先生にご協力をいただき、124点のうち18点に絞り込みました。

どれも本当に思いのこもった作品ばかりで、絞り込むのもひと苦労。当初、15点まで絞り込む予定でしたが18点を選ばせていただきました。高校生たちの心に灯された「灯」は想像以上に大きく熱いものだったようです。

<一次選考通過作品>

選考を通過した18点の作品は、一度生徒のみなさんに返却。最終選考に向けて再修正や調整をしていただき最後の候補作品が上がってきました。

4月第3週、実行委員内で人気の高かった2年生 伊藤香梨(かりん)さんの作品に決定しました。

弥山と「消えずの火」をモチーフとしたロゴには、「消えずの火を中心に世界が平和であり続けるように」という願いが込められています。

採用作品

2022年5月21日、「宮島弥山 空海生誕1250年記念事業」開会式典にて、公式ロゴとして発表させていただきました。

宮島弥山 空海生誕1250記念事業

TOMOSHIBI